スペックと就活戦績

この手の就活体験記に求められているのは

・どれくらいのスペックの人間が

・どのような戦略や考えで

・どんな企業に内定をもらったか

という情報ではないかと思います。

 

というわけで、まずは私の就活当時のスペックを紹介します。

身バレ防止のためにかなりぼかしていますがご容赦ください。

 

--------

性別:   男

所属:   東京以外の関東の国立大生物系学部 → 別の国立大生物系修士・博士課程

修士・博士課程の研究科は学部からの持ち上がりがいないという点で少し特殊でした。これに関してはいずれ記事を書こうと思っています。

卒業年:  ぼかしますが、博士号取得・卒業後5年以内

専門:   植物の生物学(学部)→ ヒト・マウスの細胞生物学(修士・博士)

スキル:  細胞関係全般、顕微鏡、プログラミング(数値解析・グラフ化程度)など

論文:   筆頭著者として1報(IFは5くらい)、共著者として3-5報

学会発表: 国内学会のポスター発表のみ数回

学振:   D3からDC2に採択

海外経験: 実験のためアメリカへ1.5ヶ月

英語力:  海外の方と英語でなんとか議論が成り立つくらい

浪人留年: なし

--------

 

こんなところでしょうか。

博士学生としては突出して良いわけでも悪いわけでもないと思います。

この他知りたいスペックがあったらコメント等いただけるとうれしいです。

 

就活中の戦略は今後少しずつ書いていくとして、こういうスペックの人間がどのような戦績を残せたかというと、

 

--------

エントリー: 10社くらい

ES提出:     6社くらい

ES通過:     3社(うち1社は他の内々定が出ていたため通過時点で辞退)

面接:     2社 × 数回

内々定:    2社

--------

 

です。

業界としては医薬品・医療機器・食品・化学メーカーで、すべて研究職でエントリーしました。

博士課程採用の性質上、研究にお金をかけられる大きな企業の割合が多くなります。

私の場合もエントリーした企業はほとんどが有名な大企業でした。

その中で10社中2社に内々定をいただけたのはラッキーな部分も多分にありますが、自分の売りは考えていたつもりですし、それが企業にハマったかもと思った場面もいくつかありました。

 

就職難易度が非常に高いといわれるバイオ系博士ですが、私のような平凡な博士学生でも採用してくれる企業はそれなりに存在します。

こういった情報が後輩たちの希望になればうれしいです。